滋賀県はこのほど、2022年の観光入込客数(確定値)は、前年比22.9%増の4547万人だったと発表した。同年10月にコロナ禍による行動制限が緩和されたことや、宿泊周遊キャンペーン「今こそ滋賀を旅しよう!」をはじめとする需要喚起策の継続実施が奏功し、コロナ禍前の8割まで回復した。
県内735地点の観光入込客数を集計。日帰り客数は同21.7%増の4191万人、宿泊客数は同38.1%増の356万人。外国人観光客は大幅に増え、同112.1%増の8万2702人。日帰りは同63.3%増の5万3187人、宿泊は同359.9%増の2万9515人だった。
一方、観光消費額は同29.3%増の1517億円。1人が1回の旅行で使う消費額単価をみると、日帰り客は前年から98円増えて4008円にとどまったものの、宿泊客は545円増の2万2326円に。19年の2万10円を上回った。
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