2022年の年間の訪日外国人旅行者数は383万2千人となった。日本政府観光局(JNTO)が18日に発表した推計値。日本政府による10月11日以降の水際対策の大幅緩和で旅行者数が回復し、21年の約16倍になったが、コロナ禍前の19年比では88%減。過去最高を記録した19年の3188万2千人の約10分の1にとどまった。
22年の年間値の国・地域別の上位は、①韓国101万3千人②台湾33万1千人③米国32万4千人④ベトナム28万4千人⑤香港26万9千人―など。コロナ禍前に最大の訪日市場だった中国は18万9千人だった。
22年12月単月の訪日外国人旅行者数は137万人となった。19年同月の54%にまで回復し、中国を除くと74%にまで回復した。