帝国データバンクによると、2023年1年間(1~12月)の全国企業倒産(負債1千万円以上の法的整理)は8497件と、前年比33.3%増加した。2年連続の増加で、増加率はバブル崩壊後で最も高かった。「ゼロゼロ融資後倒産」「人手不足倒産」も大きく増えている。
負債総額は2兆3769億300万円と、同0.2%増加。10年ぶりに2年連続で2兆円を超えた。
件数を業種別に見ると、15年ぶりに全7業種で前年を上回った。
このうちサービス業が同31.1%増の2099件と最多。「旅館、その他宿泊所」が同2.6%減(2件減)の76件。娯楽業が同3.6%減の107件。
小売業は同47.7%増の1783件。飲食店が同69.9%増の768件。前年から約7割の大幅増となった。
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