総務省は11月30日、サービス産業動向調査の2023年9月分(速報)を発表した。このうち宿泊業の月間売上高は前年同月比27.2%増、2019年同月比8.8%増の5773億4500万円となった。事業従事者数は前年同月比8.4%増の71万5000人。
他の業種を見ると、飲食店の月間売上高は前年比14.4%増・19年比16.4%減の1兆6538億7000万円で、事業従事者数は前年比3.1%増の397万9000人。娯楽業は前年比9.2%増、19年比4.3%減の2兆5796億1300万円で、事業従事者数は前年比2.8%増の88万8000人だった。道路旅客運送業は前年比11.2%増、19年比14.8%減の2619億9600万円で、事業従事者数は前年比3.8%減の47万1000人だった。
月間売上高・事業従事者数ともに増加に寄与した産業の一つとしてあがったのが「宿泊業・飲食サービス業」で、月間売上高は前年比14.9%増の2兆4608億7300万円となり、18ヶ月連続で増加。事業従事者数は3.1%増の523万1000人だった。月間売上高の19年比は飲食店や持ち帰り・配達飲食サービス業の低迷が響き11.3%減となった。
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