23年7月の国内線旅客数は19年比2.7%減、国交省発表


 国土交通省は9月27日、2023年7月の航空輸送統計速報を発表した。国内線定期航空輸送の旅客数は前年同月比18.3%増、19年同月比2.7%減の883万1001人となった。座席利用率は73.1%で、前月から0.7ポイント減少した。

 国内線のうち新千歳・羽田・成田・大阪・関西・福岡・那覇の各空港を相互に結ぶ路線を指す「幹線」は前年同月比15.2%増の377万9481人で利用率は78.5%。その他の「ローカル線」は20.7%増の505万1520人で利用率は68.8%だった。

 国内線で最も乗客が多かったのは引き続き羽田/新千歳線で24.1%増の79万9864人。伸び率が最も大きかったのは成田/大阪線で116.4%増の1万5021人だった。幹線で前年を下回ったのは3路線で、成田/大阪線が2.9%減の6万3288人、大阪/福岡線が8.6%減の3万8593人、大阪/那覇線が1.0%減の9万8231人だった。

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