国土交通省がこのほど発表した2024年5月の航空輸送統計速報で、国内線定期航空輸送の旅客数は前年同月比2.4%減、2019年同月比4.5%減の863万482人となった。座席利用率は72.2%だった。
国内線のうち新千歳・羽田・成田・大阪・関西・福岡・那覇の各空港を相互に結ぶ路線を指す「幹線」は前年比1.0%減の362万9619人で、座席利用率は73.7%。その他の「ローカル線」は前年比3.4%減の500万863人で、座席利用率は70.9%となり、ともに前年を下回った。
国際航空輸送の旅客数は前年比28.9%増、19年比16.2%減の164万5801人で、座席利用率は78.2%だった。方面別では引き続き全方面で前年を上回っており、中国が111.7%増の19万623人、韓国が27.0%増の14万4105人、台湾を含むその他アジアが21.7%増の72万957人だった。
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