観光庁の旅行・観光消費動向調査の速報値で、2024年7～9月期の日本人国内旅行消費額は2023年同期比14.7％増、2019年同期比9.6％増の7兆3360億円となり、統計上比較可能な2010年以降で四半期としては過去最高を記録した。
国内旅行消費額の内訳は、宿泊旅行が23年比13.6％増・19年比10.9％増の6兆250億円と増加。日帰り旅行は23年比20.0％増・19年比4.1％増の1兆3110億円だった。
国内旅行消費額の19年比の増減を月別にみると、7月は12.3％増、8月は5.6％増、9月は13.5％増と増加。このうち宿泊旅行は7月が13.6％増、8月は5.8％増、9月は16.9％増だった。日帰り旅行も7月が7.4％増、8月が4.6％増、9月が0.8％増で、宿泊旅行よりも伸び率は低いが全て19年を上回っている。
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