観光庁の旅行・観光消費動向調査の速報値で、2024年4~6月期の日本人国内旅行消費額は2023年同期比14.9%増、2019年同期比7.6%増の6兆4518億円となり、第2四半期としては過去最高を記録した。
国内旅行消費額の内訳は、宿泊旅行が23年比15.6%増・19年比12.3%増の5兆1137億円と増加。日帰り旅行は23年比12.6%増・19年比7.2%減の1兆3381億円となり、19年を下回った。
国内旅行消費額の19年比の増減を月別にみると、4月は16.1%増、5月は19年のゴールデンウィークが10連休だったこともあり1.8%減、6月は12.5%増となった。このうち宿泊旅行は4月が25.5%増、5月が3.7%増、6月が11.5%増と全ての月で19年を上回った。一方で日帰り旅行は4月が11.5%減、5月が18.5%減と減少。6月は16.3%増だった。
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