
日本銀行大阪支店は3月10日、「関西におけるインバウンド消費の動向と観光業の見通し」を公表した。2月27日に開いた「関西インバウンド統計会議」の講演内容で、2025年の関西の観光消費額は、4月に開幕する大阪・関西万博の影響で「増加」する見通しを示した。
関西地域のインバウンド(訪日外国人)需要は、海外経済の緩やかな成長を取り込み、「増加を続けている」と認識。そのうえで、大阪・関西万博による需要の上乗せがあるため、関西の観光消費額は「増加する見通しが堅い」と示した。【記事提供:ニッキン】
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