地方へ インバウンド誘客【観光庁関係】
予算額は530億3300万円(前年度予算比5・0%増)で、内訳は「持続可能な観光地域づくり」に53億9900万円(5・0%増)、「地方を中心としたインバウンド誘客の戦略的取組」に464億1800万円(6・0%増)、「国内交流拡大」に4億600万円(39・0%減)。別途、東日本大震災からの復興(復興枠)として7億6500万円(同額)、本年度の補正予算から543億2400万円を計上した。
持続可能な観光地域づくりでは、「受入環境整備促進事業」(6億2000万円)に本年度補正予算も活用し、オーバーツーリズムの未然防止・抑制に向けた混雑状況を可視化するシステムを整備。政府の掲げる地方誘客に対応し、人材不足の解消に注力。地方部における観光の足を確保するため、日本版ライドシェアの導入など「二次交通の高度化」を新規項目として挙げた。「全国の観光地・観光産業における観光DX推進事業」には12億3000万円を充当する。【記事提供:交通新聞】
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