
ハンガリー伝統舞踊、万博で初披露 EXPOホールで5月4日公演
ハンガリーパビリオンは4月25日、大阪・関西万博の会場内EXPOホールでハンガリー・ナショナル・ダンス・アンサンブルによる民族音楽・舞踊公演「ヨーロッパの心 ― カルパチア盆地の至宝を讃えて」を5月4日に開催すると発表した。同国を代表する伝統舞踊の数々が披露される予定。入場無料、予約不要で、万博来場者なら誰でも参加できる。
公演は5月4日午後6時30分から開演。開場は同6時。カルパチア盆地の豊かな伝統文化が詰まった舞台が展開される。参加するハンガリー・ナショナル・ダンス・アンサンブルは同国を代表する舞踊団で、華やかな民族衣装を身にまとったダンサーたちが躍動感あふれるパフォーマンスを披露する。
鮮やかな伝統衣装が舞台彩る
民族衣装の色彩は赤と黒を基調とし、男性は白いシャツに黒のベストとパンツ、女性は色鮮やかなスカートと白いブラウスという組み合わせが基本だ。特に女性の衣装は刺繍や模様が施された華やかなデザインで、舞台上での動きに合わせて広がるスカートが印象的。
ダンサーたちは円を描いて踊ったり、ペアを組んでステップを踏んだりと、様々な隊形で舞台を活用する。表情は終始明るく、踊りの楽しさを観客に伝える工夫が感じられる演出だ。照明効果により、衣装の色合いがより一層引き立つ演出となっている。
会場となるEXPOホールは大阪・関西万博の夢洲会場内に設置される施設で、大規模なパフォーマンスが可能な空間を提供。今回の公演は万博期間中の特別企画として位置づけられており、ハンガリーの文化を広く発信する貴重な機会となる。
万博を訪れる観光客や日本国内のハンガリー文化愛好家にとって、同国の伝統芸能に触れる絶好の機会。舞台と客席が一体となる臨場感あふれるパフォーマンスが期待される。詳細については、大阪・関西万博ハンガリーパビリオンの公式ホームページで確認できる。
華やかな民族衣装で舞う伝統ダンス
赤と白の衣装が鮮やか