
クラブツーリズムはこのほど、 石川県、Gakken(東京都品川区)と連携し、夏休み期間中の親子向けに「能登で震災を学ぶ旅」を発売した。能登への夏休み旅行を通じて親子で災害からの教訓を学んでもらう。「今行ける能登」を知ってもらう事を目的に、同社公式サイトで参加を受け付けている。
同社では、語り部ガイド付きの「のと鉄道」乗車や和倉温泉街の見学などを組み込んだツアーを企画販売するなど、旅を通じて昨年1月に発生した能登半島地震の被災地を応援する取り組みを行っている。
今回の企画は、石川県、Gakkenと連携。石川県が首都圏の小学生とその保護者を対象とする「能登で震災を学ぶ旅」として企画し、Gakken が事前の現地取材も踏まえた夏休み自由研究の冊子「震災学習プログラム」を作成。クラブツーリズムはのと里山空港を利用する夏休みの家族旅行商品としてツアー商品化を担当した。
ツアーは1泊2日で企画。のと里山空港で空港の震災対応の説明を行うほか、輪島市黒島漁港での隆起した海岸の見学、能登金剛遊覧船での津波の被害学習などを実施。このほかにも、宿泊地・休暇村能登千里浜での天体観測や、宇宙科学博物館コスモアイル羽昨でのNASA 宇宙船見学など、震災学習以外にもさまざまな学習プログラムを組み込んでいる。
ツアーは7~8月の指定日に催行。料金は大人5万4900円から(子供は大人料金から5,000円引き)。ツアー詳細は同社公式サイトで公開している(https://tinyurl.com/y5cpx5ht)。