
トルコパビリオン
ドキュメンタリー『Kushimoto -串本-』初上映で日土友好を顕彰
ターキッシュ エアラインズは4月28日、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)への参加を記念し、トルコパビリオンにおいて最新鋭の「クリスタル・ビジネスクラス・スイート」のアジア太平洋地域初となる展示を開始した。あわせて、日本とトルコの友好関係を祝う「Connect to Türkiye」イベントを開催し、両国の歴史的絆を描いたドキュメンタリー映像の初上映を行った。
最新のビジネスクラス・スイートは、現代的な美意識と最先端技術を融合させた座席仕様で、高度なプライバシー性能を備えている。同社はこの新たな空の旅の体験を、トルコパビリオンにて2025年7月中旬まで一般公開する。今回の展示は、同社がアジア太平洋地域における戦略的展開を強化しつつ、高品質な乗客体験への投資を継続していることを示すものだ。
クリスタル・ビジネスクラス・スイート
世界最多の131カ国へ就航する同社はまた、大阪・関西万博への参加を記念し、ホテルニューオータニ大阪で「Connect to Türkiye」イベントを開催。オメル・ボラット・トルコ共和国貿易大臣やアフメット・ボラット・ターキッシュ エアラインズ取締役会長兼執行委員をはじめ、両国の要人らが出席した。
イベントでは、日本とトルコの歴史的な絆を描いた同社制作のドキュメンタリー映像『Kushimoto -串本-』が初上映された。この作品は、和歌山県串本町の住民の実体験と両国の歴史家による解説を通して、100年以上にわたる友好の歴史を温かく描き出している。サウンドトラックには作曲家・向山精二氏による特別楽曲や、串本町の住民が作成した曲、両国の伝統的なメロディが使用されている。上映後には抹茶とトルコの伝統菓子バクラヴァをふるまうセレモニーも実施された。
「自国の豊かな文化を代表し、日本との100年以上にわたる友好を再確認できたことを光栄に感じております」と、アフメット・ボラット取締役会長兼執行委員は語る。「大阪・関西万博への参加は、旅、遺産、絆を通じて両国の文化を繋ぐという私たちの使命と深く共鳴しています。『Kushimoto -串本-』は日本との団結、共感、友好の歴史を心温まる形で表現し、トルコと日本の絆がどれほど深く、今なお続いているかを改めて示しています」
ターキッシュ エアラインズは今後も大阪・関西万博への参加を通じて、各国の文化やコミュニティを繋ぎ、革新、遺産、ホスピタリティの魅力と新たな価値を発信し続けるという。なお、「クリスタル・ビジネスクラス・スイート」および「Kushimoto -串本-」の映像は、同社の公式YouTubeチャンネルで視聴可能だ。
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