
サウジアラビア王国館、万博で参加型ワークショップを開催
伝統と革新のコラボレーション
サウジアラビア王国館は4月30日、2025年大阪・関西万博で5月1日から3日間、王立伝統芸術研究所(WRTH)と共同による参加型のビジネスイベントを開催すると発表した。「アートでつながる心:ビシュトで咲かせる桜~文化が花開くワークショップ~」と題した体験型イベントだ。
コネクティングゾーン(C14-01)西ゲート内に設けられたサウジアラビア王国館では、日本の「桜」とサウジアラビアの伝統衣装「ハサウィ・ビシュト」という2つの象徴的なシンボルを結びつけたワークショップを実施する。伝統的なビシュトの生地とサウジアラビア独自の縫製技術を使って、参加者が桜の花を作ることができる仕組みだ。ワークショップは1回約45分で、11時から17時まで開催される。
サウジアラビア王国館内には「コラボレーション・ハブ」と呼ばれる専用スペースが設置され、半年の万博期間中、150を超えるビジネスイベントが予定されている。政府代表からビジネスリーダーまで幅広い参加者を対象に、投資、スポーツ、持続可能性、開発などの主要テーマにわたる有意義な対話を促進する場となる。
今回のワークショップを皮切りに、多国間交流のための戦略的プラットフォームを提供し、関係者間の対話を通じてより良い未来に向けたビジョンの共有に貢献する考えだ。参加者はグローバルなつながりを築きながら、サウジアラビア王国館を国際的なコラボレーションとイノベーションの拠点として体験できる。
サウジアラビア王国館は万博期間中、毎日9時から21時まで開館している。ビジネスイベントの詳細は公式ウェブサイト(https://ksaexpo2025.sa/)で確認できる。