山口県以外がマイナス
観光庁が5月31日に発表した宿泊旅行統計調査の第2次速報値で、2022年3月の全国の宿泊施設における延べ宿泊者数は3346万人泊だった。オミクロン株の感染拡大に対するまん延防止等重点措置が3月21日に全ての地域で解除されたが、コロナ禍前の19年同月と比べて34.6％減となった。21年同月比で22.6％増。19年同月比では、山口県以外の46都道府県がマイナスだった。
3月の延べ宿泊者数の内訳は、日本人が3313万人泊で19年同月比20.4％減、21年同月比22.6％増だった。外国人は33万人泊で19年同月比96.5％減、21年同月比25.0％増。
延べ宿泊者数全体の19年同月比の減少率が大きい都道府県は、沖縄県（53.0％減）▽大阪府（48.7％減）▽鳥取県（47.9％減）▽石川県（46.0％減）―など。一方で山口県は4.3％増とプラスだった。マイナスではあるが、栃木県は9.5％減と下げ幅が小さかった。
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