日本銀行は10日、地域経済報告(さくらレポート)の7月分を公表した。全国9地域の景気の総括判断は、3地域が前回(今年4月)から上方修正、6地域が横ばいで、下方修正の地域はなかった。全ての地域が景気を「持ち直し」または「緩やかに回復」などとしている。
東海と中国が「緩やかに持ち直している」から「持ち直している」、九州・沖縄が「持ち直している」から「緩やかに回復している」にそれぞれ上方修正。北陸、関東甲信越などは「持ち直している」と、前回から横ばいだった。
各論では、個人消費について、北陸が「着実に持ち直している」、四国が「持ち直している」、九州・沖縄が「回復している」など、全ての地域が「持ち直し」「回復」などとした。
観光は、北海道が「持ち直している」、九州・沖縄が「増加している」などとした。
各地の企業のうち、観光関係の主な声は次の通り。
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