岐阜県下呂市最大の夏の祭典「下呂温泉まつり」が1日から4日まで、下呂温泉街で開催された。新型コロナの感染対策を行い、3年ぶりに開催された。
メインイベントの「下呂温泉花火ミュージカル夏公演」=写真=は、音楽と照明、花火を組み合わせたデジタル技術を駆使した花火。約1万3千発が夏をテーマにした楽曲とともに打ち上がった。期間中は子どもみこし、路面パフォーマンス、湯の華みこしパレード、下呂おどりなど、さまざまな催しを日替わりで実施。恒例の温泉感謝祭と歌塚供養祭は祭事のみ、龍神火まつりは下呂市交流センター「湯めぐり館」で演舞を実施せず、龍の展示と過去の映像を上映した。
下呂温泉観光協会の瀧康洋会長は「個人のお客さまを中心に参加いただき、花火も質の高いものを提供できて好評だった。今後はコロナ禍以前の状況に戻したイベントを予定している」という。