「観光業/宿泊業」「ツーリズム」に関わるBtoB商談展「国際ツーリズムトレードショー(通称=iTT)」が8~10日に、東京・有明の東京ビッグサイトで開催された。
全国のスパ、温泉施設や自治体、観光協会、メーカーなどおよそ200社・団体が出展し、3日間で9357人が来場した。
iTTは、心と体を健康にする旅”ウェルネスツーリズム”に関わる施設、アクティビティ、ヘルシー食、地域が一堂に出展する日本唯一の展示会「第2回国際ウェルネスツーリズムEXPO」に加えて、今年は宿泊市場および、観光事業社の課題を一挙に解決し、「稼ぐ観光」を実現する展示会「第1回観光DX・マーケティングEXPO」を同時に開催した。
今回新たに開催された後者の観光DX・マーケティングEXPOでは、「インバウンド対策ゾーン」「人手不足対策ゾーン」「施設の高付加価値化ゾーン」「総合エリア」の四つの専門エリアを特設した。宿泊市場・観光業界が直面する課題を解決するソリューションが紹介され、盛況を見せていた。
また、特別講演では琉球大学教授・ニューヨーク大学客員教授の荒川雅志氏が、ウェルネスツーリズムを解説したと同時に、全旅連第11代目会長の井上善博氏など業界の第一人者による専門のセミナーが数多く展開された。
主催は、世界最大級の観光国際見本市WTM(World Travel Market)など大型イベントを手掛ける主催会社最大手のRX Japan(旧社名=リード エグジビジョン ジャパン、東京都中央区)。
次回のiTTは、第3回国際ウェルネスツーリズムEXPOと、第2回観光DX・マーケティングEXPOを、来年6月25~27日に東京ビッグサイトで同時開催する。
多くの来場者でにぎわう会場
各社のブース(JTB)