観光庁が発表した宿泊旅行統計調査の第1次速報値で、2024年3月の全国の宿泊施設における延べ宿泊者数は5486万人泊となった。23年同月比で8.2%増、コロナ前の19年同月比で7.2%増。19年同月比は7カ月連続でプラスとなった。このうち日本人延べ宿泊者数は19年同月を上回ったが、23年同月の実績には届かなかった。外国人延べ宿泊者数は19年同月の水準に対して約3割増となった。
日本人延べ宿泊者数は4216万人泊で、19年同月比は1.3%増と6カ月連続でコロナ前の水準を上回ったが、23年同月比は2.3%減とマイナスだった。
外国人延べ宿泊者数は、23年同月比68.2%増、19年同月比33.4%増の1270万人泊。3月の訪日外国人旅行者数(日本政府観光局〈JNTO〉推計値)は、300万人を超えて単月で過去最高となり、宿泊者数も伸びた。
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