内閣府はこのほど、景気ウォッチャー調査の3月分を公表した。同月の現状判断DI(季節調整値)は前月比10.1ポイント増の47.8と、3カ月ぶりに上昇した。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連の三つのDI全てが上昇。景気の先行き判断DI(同)も全てのDIが上昇した。
DIは宿泊、飲食、商店など、地域の景気の動きを観察できる人々に、景気の現状と先行きについて「良い」「どちらともいえない」「やや悪い」など5段階で判断してもらい、結果を数値化したもの。
景気の現状判断DI(3カ月前との比較)は、家計動向関連が前月比13.1ポイント増の46.8と、3カ月ぶりに上昇。構成するサービス関連、小売関連、飲食関連、住宅関連の四つ全てが上昇し、特に飲食関連が27.0ポイント増と最も大きく上昇した。
2~3カ月先の景気の先行きに対する判断DIは前月比5.7ポイント増の50.1。家計動向関連のうち、飲食関連が10.9ポイント増と、最も大きく上昇した。
景気判断理由の主な回答は次の通り。
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