2023年3月の訪日外国人旅行者数は、桜シーズンの訪日需要の高まりやクルーズ船の運航再開などで、19年同月比34.2%減の181万8千人となった。日本政府観光局(JNTO)が発表した推計値。コロナ前に対して7割に迫る回復率で、水際対策が大幅に緩和された22年10月以降で最高値を記録した。
国・地域別では、最多の韓国が19年同月比20.3%減の46万7千人でコロナ前の約8割を回復した。続いて、台湾が同30.7%減の27万9千人、米国が同15.0%増の20万3千人、香港が同15.5%減の14万5千人、タイが同26.8%減の10万8千人など。
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