帝国データバンクによると、今年4月の全国企業倒産(負債1千万円以上の法的整理)は487件で、前年同月比0.4%減と、11カ月連続で減少した。ただ、減少率はコロナ禍以降最低。「コロナ関連融資による倒産抑制に限界」(同社)との声もある。負債総額は同10.0%減の720億1700万円と、3カ月ぶりに減少した。
件数を7の業種別に見ると、5業種で前年同月比減少。サービス業など3業種が増加した。
サービス業は29.9%増の139件。宿泊業が3件から10件へと大幅に増加するなど、2カ月連続で増加した。運輸・通信業も11.1%増の20件と増加した。
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