水際規制緩和で最高195万人
日本政府観光局(JNTO)が発表した2023年4月の訪日外国人旅行者数(推計値)は194万9千人となり、コロナ前の19年同月比で66.6%まで回復した。訪日団体観光が再開していない中国を除くと、19年同月比で83.7%の回復率。夏ダイヤになった国際定期便の運航便数もコロナ前の約6割に回復。国・地域別では、米国、インドネシア、シンガポール、中東地域、メキシコが19年同月の実績を上回った。
22年10月の水際対策の大幅緩和以降で最高値を更新した。桜の観光シーズンで訪日需要が高まり、地域別では、東アジアが航空便の増便、復便に伴い堅調に回復した。東南アジア、欧米豪も、現地の祝祭日などで旅行需要が高まった。
会員向け記事です。