4~6月期国内旅行消費 第2四半期最高の6.5兆円 観光庁速報値 人数減も単価上昇


 観光庁の旅行・観光消費動向調査の速報値で、2024年4~6月期の日本人の国内旅行消費額は、観光、業務、帰省などを含めて6兆4518億円となった。統計上比較可能な10年以降で第2四半期として過去最高。23年同期比で14.9%増、19年同期比で7.6%増だった。10連休のゴールデンウイーク(GW)があった19年同期との比較では、延べ旅行者数が10%以上減少したが、物価高などに伴う旅行単価の上昇が顕著で、消費額全体を押し上げた。

 旅行・観光消費動向調査は、サービスや商品を購入する消費者側に立った統計。住民基本台帳から抽出した対象者に、旅行の有無、回数、消費額などを聞いている。

 4~6月期の国内旅行消費額のうち宿泊旅行は5兆1137億円で、23年同期比15.6%増、19年同期比12.3%増。日帰り旅行は1兆3381億円で、23年同期比12.6%増、19年同期比7.2%減だった。

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