総務省がこのほど公表した今年5月の家計調査報告(2人以上の世帯、速報)によると、同月の1世帯あたりの消費支出は28万8128円で、前年同月比で実質3.2%減少した。消費支出の内訳をみると、教育など3項目で前年同月比実質増加、教養娯楽など7項目で同減少した。
教養娯楽は3万1691円で、同3.0%減少。7カ月ぶりに実質減少した。国内、海外のパック旅行費が減少に寄与した。
このほか減少したのは保健医療(11.2%減、1万1721円)、住居(9.7%減、1万6696円)、光熱・水道(6.3%減、2万1174円)、その他の消費支出(5.8%減、6万5111円)、被服および履物(4.9%減、1万2762円)、食料(1.7%減、6万9870円)の各項目。
前年同月比で実質増加したのは、教育(6.4%増、1万2699円)、交通・通信(2.2%増、3万7613円)、家具・家事用品(0.6%増、8792円)の各項目。