国際見本市の主催会社最大手のRX Japan(旧社名=リード エグジビジョン ジャパン、東京都中央区)は、8~10日の3日間、「観光業/宿泊業」「ツーリズム」に関わるB to B商談展「国際ツーリズムトレードショー(通称=iTT)」を東京・有明の東京ビッグサイトで開催する。
全国のスパ、温泉施設や自治体、観光協会など約200社・団体の出展と国内外の旅行会社など約2万人の来場を見込んでいる。
iTTは、世界で需要が急増している、心と体を健康にする旅「ウェルネスツーリズム」に関わる施設・アクティビティ・ヘルシー食・地域が一堂に出展する日本唯一の展示会「第2回国際ウェルネスツーリズムEXPO」に加えて、宿泊市場および、観光事業社の課題を一挙に解決し、「稼ぐ観光」を実現する展示会「第1回 観光DX・マーケティングEXPO」を同時開催する。
今回新たに開催する後者の観光DX・マーケティングEXPOでは、「インバウンド対策ゾーン」「人手不足対策ゾーン」「施設の高付加価値化ゾーン」「総合エリア」の四つの専門エリアを特設する。
特別講演では、琉球大学教授、ニューヨーク大学客員教授の荒川雅志氏がウェルネスツーリズムを解説するほか、業界の第一人者による専門のセミナーが多数催される。「多種多彩な旅が創出される場を提供し、観光業の活性化と世界中の人々の心と体の健康増進に貢献する」と同社。
なお、会期中は、昨年と同様に、事業会社の管理部門が来場する日本最大の展示会「総務・人事・経理Week」と同時開催となることから、「多くの法人開拓の実現が見込める」と話す。
昨年の会場の様子