日本観光協会は11日、今年の「旅フェア」の会場となる横浜市のパシフィコ横浜で、出展者説明会を開いた。従来「旅の総合見本市」とうたっていたが、14回目となる今回から「日本観光博覧祭」とし、癒しをテーマに6月19日から4日間開催される。
前回同様、19日はビジネスデーにあて、商談会やセミナー、交流会などを実施。20日から一般公開となる。また、19、20日は「YOKOSO!JAPANトラベルマート2008春」と銘打ち、海外バイヤーとの商談会の場を設ける。
今回も有料制とし、当日券1千円、前売券700円に。期間中の入場者数は15万人を見込んでいる。
説明会の冒頭にあいさつした吉田正嗣理事長は、「国内観光の低迷が言われるが、旅行意欲は依然として強い。旅行に行かせる気にさせるのが大事であり、一押しの観光魅力を(来場者に)アピールしてほしい」と呼びかけた。