総務省の労働力調査によると、今年6月の完全失業率(速報、季節調整値)は2.4%で、前月比0.2ポイント上昇した。5月に2.2%と、1992年10月以来、25年7カ月ぶりの低い水準となったが、同月は今年1月の水準に戻った。ただ、13カ月連続の2%台と、依然、低水準が続いている。
このうち男性は2.6%、女性は2.2%で、ともに前月から0.2ポイント上昇した。
6月の完全失業者数は168万人で、前年同月比24万人減少。これで97カ月連続の減少となった。
このうち「勤め先や事業の都合による離職」が同5万人減少。「自発的な離職(自己都合)」が同12万人減少。
6月の就業者数は6687万人で、前年同月比104万人増加。
このうち「宿泊業、飲食サービス業」は417万人で、同17万人増加。