内閣府は4日、地域経済動向の6月分を公表した。全国12地域の景況判断は、全て前回(3月)から下方修正した。個人消費の項目で、全ての地域が前月の「このところ弱含んでいる」から「サービス支出を中心に弱い動きとなっている」へ下方修正した。
新型コロナウイルスの影響で、3月は11地域で「持ち直しの動きが続いているものの、一部に弱さが見られる」、沖縄が「持ち直しの動きが続いていたが、このところ弱含んでいる」としていた。
6月は11地域で「持ち直しの動きが続いているものの、一部で弱さが増している」、沖縄で「このところ弱い動きとなっている」と、それぞれ下方修正した。
沖縄のみ設定している観光の項目は、「弱い動きとなっている」と、前回の判断を据え置いた。