総務省はこのほど、家計調査報告の6月分を公表した。同月の2人以上世帯の消費支出は1世帯当たり27万6882円で、前年同月比(変動調整値)で実質2.7%増加した。10の費目別では、教養娯楽など8費目が増加した。
教養娯楽は11.0%増の2万9805円と、3カ月連続で実質増加した。国内パック旅行費、宿泊料などの教養娯楽サービスが増加した。
交通・通信は4.1%増の4万359円と、7カ月連続で実質増加した。
ほかの増加費目は食料、光熱・水道、家具・家事用品、被服および履物、保健医療、その他の消費支出の各費目。減少は住居、教育の各費目。
同月の2人以上世帯の実収入は1世帯当たり88万805円で、前年同月比(変動調整値)で実質3.5%増加した。世帯主の定期収入が0.6%、世帯主の臨時収入・賞与が5.7%それぞれ増加した。