観光庁の宿泊旅行統計調査の第2次速報値で、2024年7月の全国の宿泊施設における延べ宿泊者数は5666万人泊となった。19年同月比は9.4%増で、地域別では25都道府県がプラス。23年同月比は4.1%増で28都道府県がプラスだった。外国人延べ宿泊者数は、延べ宿泊者数全体に占める割合が25.9%に上った。大都市圏を中心に大幅に増加した。
19年同月比がプラスだった地域のうち、伸び率が2桁だったのは、北海道、茨城、栃木、東京、石川、山梨、岐阜、愛知、大阪、兵庫、福岡、大分の12都道府県。特に岐阜県が37.9%増、東京都が35.8%増と伸びが目立った。
延べ宿泊者数全体のうち日本人延べ宿泊者数は4196万人泊で、23年同月比3.3%減、19年同月比2.4%増。地域別では、25都道府県が19年同月比でプラスだった。一方で23年同月比は28都道府県がマイナスだった。
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