帝国データバンクによると、今年7月のホテル・旅館経営業者の倒産(負債1千万円以上の法的整理)は5件、負債総額は16億1800万円だった。件数は前月比4件減少(44・4%減)、前年同月と同数で、1月と並び今年最少を記録した。負債総額は前月比3億1400万円減少(16・3%減)、前年同月比8億8200万円増加(119・8%増)で、件数とともに今年最少となった。
件数は1月から7カ月連続で1ケタ台。今年は全て1ケタで、このところ低水準で推移している。今年の最多は6月の9件。
負債総額は昨年4月以降、16カ月連続で100億円の大台を下回った。今年の最多は3月の63億4400万円。
1月からの累計は、件数が前年同期比1件増(2・3%増)の45件。負債総額が同11億3千万円減(4・2%減)の258億4900万円。