日本旅行業協会(JATA)は、7月1日を「旅の安全の日」と制定し、一般消費者と旅行業界に向け、夏の旅行シーズンを迎える前に旅の安全に関する取り組みを推進している。今年で4年目となる。
国内・訪日・海外旅行での危機管理の重要性を再認識し、自主的な安全管理を強化して旅行客に「安全な旅」を提供するための「旅行安全マネジメント」活動の一環。
一般消費者に向けては、5月27、28日開催の旅行イベント「関空旅博」で来場者に旅の安全の日をPRするステッカーを配布したほか、6月下旬~7月下旬には全国紙で旅の安全の記事広告を掲載する予定。また、JATAホームページで安全安心に関わる情報も発信する。
旅行業界に対しては、安全に関わる事故発生時の模擬訓練の7月1日実施をうながす。昨年は同日以外に訓練を行った会社を含めて165社が参加した。
外務省との共催による安全啓蒙セミナーも開催。PRステッカーや保険加入促進ポスターなど啓蒙ツールも配布する。