民間調査会社の帝国データバンクによると、今年8月のホテル・旅館経営業者の倒産は7件、負債総額は25億9600万円だった。件数は前月比1件増加したが、前年同月比では5件減少した。負債総額は前月比8億5200万円、前年同月比262億1700万円、それぞれ減少し、今年に入り、月別で最も低い数字となった。
件数も今年に入り、1月と7月に続く低い数字となった。
今年、倒産件数が1ケタ台にとどまったのは、1、2、7、8月の4回。前年同期の3回より1回多い。
負債総額が100億円未満にとどまったのは、2、5、7、8月の4回。件数同様、前年同期の3回よりも1回多くなっている。
1月からの累計は、件数が前年同期比11件減の73件。負債総額が同323億7600万円減の807億9300万円。
3件、負債5億円 8月の旅行業者倒産
帝国データバンクによると、今年8月の旅行業者の倒産は3件、負債総額は5億3300万円だった。件数は前月比3件、前年同月比5件、それぞれ減少。負債総額は前月比5300万円増加、前年同月比3億7800万円減少した。
1月からの累計は、件数が前年同期比2件減の29件。負債総額が同35億1900万円増の67億100万円。