帝国データバンクによると、今年8月のホテル・旅館経営業者の倒産は6件、負債総額は39億9900万円だった。件数は前月比1件増加、前年同月比1件減少。負債総額は前月比8億5千万円(27.0%)、前年同月比14億300万円(54.0%)それぞれ増加した。
件数は1ケタ台の低水準を維持し、今年に入り、7月の5件に次ぐ低い数字となった。今年、10件以上を記録した月は3、4月の2回で、前年同期の4回を下回っている。
負債総額も前月と前年同月を上回ったものの、比較的低い水準となった。前年同期に4回あった100億円以上を記録した月は、今年はいまだ発生していない。
1月からの累計は、件数が前年同期比12件減の61件。負債総額が同467億1400万円(57.8%)減の340億7900万円。
1件、負債5千万円 旅行業者の倒産
帝国データバンクによると、今年8月の旅行業者の倒産は1件、負債総額は4900万円だった。
件数は前月と同数。前年同月比では2件減少した。
負債総額は前月比3億8100万円(88.6%)減。前年同月比4億8400万円(90.8%)減少した。
1月からの累計は、件数が、前年同期比9件減の20件。負債総額が、同38億3200万円(57.2%)減の28億6900万円。