今年の観光週間の統一標語が「休みをとって出かけよう! 1人で、家族で、大勢で。」に決まった。期間は例年通り8月1〜7日。観光立国推進基本法が制定されて初めて迎える観光週間として、主催の政府や都道府県では、協賛団体などを通じて積極的な広報活動を呼びかけている。観光、運輸に関連する92団体が協賛している。
観光週間は昭和40年に始まり、今年で43回目を迎える。「観光道徳の高揚と観光資源の保護週間」が正式名称。国民に旅行を促すとともに、旅先の歴史や文化を尊重し、観光資源の保護に努めるよう啓発するのが目的。
国土交通省は19日、協賛団体に対する説明会を開いた。国土交通省の本保芳明・総合観光政策審議官は「観光道徳も、観光資源の保護も、気持ちよくサービスを提供、または享受するための基盤となるものだ。観光週間のみならず、観光の本当のプレイヤーは民間。官民がそれぞれの役割を果たし、ユーザーであるお客さまの満足度を高めることが重要だ」と述べた。
説明会では、観光立国推進基本計画や国内旅行需要喚起のための休暇のあり方について担当課から説明があった。