前年比でも21%減
観光庁が10月29日に発表した9月の全国の宿泊施設における延べ宿泊者数(第1次速報値)は2269万人泊で、コロナ禍前の2019年同月比で53.5%減だった。7、8月に急増した新型コロナウイルスの新規感染者数は減少に転じ、緊急事態宣言は9月末に全面解除されたが、Go Toトラベル事業が実施中で4連休があった20年同月と比較しても20.5%の減少だった。
緊急事態宣言は、5月から継続の沖縄県に加えて、7、8月には東京、埼玉、千葉、神奈川、大阪、茨城、栃木、群馬、静岡、京都、兵庫、福岡、北海道、宮城、岐阜、愛知、三重、滋賀、岡山、広島の各都道府県に相次ぎ発令されたが、9月30日までに全て解除された。
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