国内唯一のスパ&ウエルネスの専門展示会「スパ&ウエルネス ジャパン」(スパ&ジャパンから改名)と、同時開催で美容の総合展示会「ダイエット&ビューティーフェア」が、9月9〜11日の3日間、東京・有明の東京ビッグサイトで開かれる。主催のUBMメディアによると、会期中400社・650小間の出展と2万7千人の来場を見込んでいる。
両展示会の今年のテーマは「日本初、ビューティー&ウエルネス」。出展スペースは従来の西1、2ホールに加え、アトリウムも新たに展示スペースに加える。
展示ゾーンは、「コスメ・美容機器」「ナチュラル&スパプロダクツ」などで構成。フォーカスカテゴリーとして、「エイジングケア化粧品」にスポットを当てるほか、新たに、「海外スパブランドコーナー」を設ける。
同展示会のもう一つの見どころが、多彩なイベントとトレンドを発信する各種セミナー。9日には、第3回目となる「ビューティー&ウエルネスサミット」が開催される。テーマは、「健康長寿産業で日本を元気に!」。経済産業省の森田弘一ヘルスケア産業課長が基調講演し、健康産業の重点施策などを報告する。
10日には、5回目となる「スパ・シンポジウム」が催される。テーマは「スパ&ウエルネスツーリズムの可能性を考える」。観光庁の高橋一郎参事官が基調講演し、インバウンドにおけるスパ&ウエルネスツーリズムの可能性と期待を語るほか、特別プログラムとして星野リゾートの星野佳路社長と三井情報・総合研究所R&Dセンターの丸山智規氏による対談などの企画もある。
ほかにも、健康保養ネットワークの阿岸祐幸会長らによる「独、仏に学ぶ日本型スパツーリズム学」と題した特別講座や、日本スパ振興協会が担当する特別セミナーなどを開く。日本スパ振興協会のセミナーテーマは、「事例から学ぶスパマネジメント」で、スパ開業、導入を検討中というホテル・旅館などは必見だ。
昨年に引き続き、スパ現場責任者の年に一度の意見交換の場である「スパのプロフェッショナル100人会議」や、日本のベストスパを選ぶ「クリスタル アワード2013」の発表、授賞式も開催する。
詳しくは事務局(UBMメディア内)TEL03(5296)1013。
昨年の会場の様子