和歌山デスティネーションキャンペーン(わかやまDC)の発表会が4日、JR大阪駅の大阪ステーションシティ(大阪市北区梅田)の「時空の広場」で開かれた。DCの開催期間は9月14日〜12月13日。テーマは「和(なごみ)」で、キャッチフレーズは「和み、和らぐ(なごみ、やわらぐ)。和歌山からはじまる旅」。県内各地でさまざまな企画やイベントを展開して誘客を拡大する。将来にわたって「持続可能な観光地」づくりも推進する。
発表会では、仁坂吉伸・和歌山県知事、川井正・JR西日本和歌山支社長がキャンペーンの内容を説明した。キャンペーンの特別企画としては、(1)1万人のウォーク&トレッキング(2)和みわかやま・まるごとスタンプラリー(3)第19回全国万葉フォーラムin和歌の浦(4)全国世界遺産観光地サミット(5)秘宝などの特別公開、国指定名勝などの特別ライトアップ(6)高野山金剛峯寺参拝巡り(7)特別列車「ハローキティ和歌山号」、団体臨時列車(旅行商品)の運行予定(トワイライトエクスプレス車両)(8)ハローキティ和歌山スタンプラリー—などが開催される。
各地域が主催するイベントや新たな観光素材、おもてなしの充実、2次交通アクセスの向上などの取り組みも紹介された。JRと宿がセットになったお得な旅行プランや、割引切符も販売される。
発表会ではステージイベントとして、高野山真言宗総本山金剛峯寺僧侶による「声明ライブ」が行われた。発表会終了後には、キャンペーンガイドブックを通行人に配布した。
仁坂知事(中央左)、川井JR西日本和歌山支社長(同右)が発表会でPR