観光庁が発表した宿泊旅行統計調査(第1次速報値)で、2024年9月の全国の宿泊施設における延べ宿泊者数は2023年同月比3.6%増・2019年同月比10.9%増の5407万人泊となった。19年同月比では16ヶ月連続で増加している。
内訳は日本人が23年比0.1%増、19年比4.0%増の4214万人泊とともに増加。外国人も23年比18.3%増、19年比44.4%増の1193万人泊で、19年比で15ヶ月連続の増加となった。
客室の稼働率は全体で61.9%となり、23年比で2.2ポイント(pt)増、19年比で1.5pt減だった。施設タイプ別の客室稼働率(カッコ内は23年比・19年比)はそれぞれ、旅館が38.2%(0.3pt増・1.2pt減)となり、23年比では久しぶりにプラスに転じた。このほかリゾートホテルが57.3%(3.9pt増・2.5pt減)、ビジネスホテルが74.9%(2.1pt増・1.4pt減)、シティホテルが72.5%(1.6pt増・6.8pt減)、簡易宿所が29.7%(2.3pt増・7.0pt減)となった。
会員向け記事です。