経済産業省はこのほど、特定サービス産業動態統計調査の、今年9月分の結果(確報)を公表した。それによると、対個人サービス業の趣味・娯楽関連では、遊園地・テーマパークの売上高が前年同月比で増加した。ただ、劇場、ボウリング場などその他6業種の売上は軒並み減少した。
遊園地・テーマパークは381億8千万円で、前年同月比2.7%増加した。増加は2カ月ぶり。内訳をみると、食堂・売店売上高が同7.1%増、入場料金・施設利用料金収入が同1.3%減。
遊園地・テーマパークの入場者数は同6.0%減少した。このうち一般客が同5.5%減少、団体客が同12.1%減少した。入場者ひとり当たりの売上高は同9.2%増加した。
ほかの趣味・娯楽関連業種の売上はすべて減少した。劇場・興行場・興行団が前年同月比13.2%減少したのを筆頭に、ボウリング場が同9.9%減、ゴルフ場が同6.5%減、ゴルフ練習場が同3.2%減、パチンコホールが同2.0%減、映画館が同0.7%減──など。