群馬県は11日、年末年始(12月29日~1月3日)の主要9温泉地の宿泊客数は12万345人で、前年同期と比べ10.6%増えたと発表した。新型コロナ禍前の19年比ではまだ7割強の水準にとどまっており、回復のスピードは鈍い。
観光魅力創出課は、コロナの「5類」移行や入国制限など水際対策の終了に伴う外国人旅行者の増加などを要因として挙げている。
能登半島地震の影響については、「公共交通機関の乱れによる予約キャンセルは各温泉地で数件程度あったが、すぐに他の旅行者の予約で埋まるなど、(影響は)限定的だった」という。
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