長崎県雲仙市は、市の観光魅力を広くPRし、観光産業振興に携わってもらう「地域おこし協力隊員」1人を5月末まで募集している=写真。市はDMO認定法人設立を目指しており、このプロジェクトにも関わってもらう。
勤務先は観光物産課。主な活動は(1)都市と市をつなぐ交流コンシェルジュ業務(2)観光地におけるマーケティングおよびブランディングに関する業務(3)ワーケーションに関する業務―など。
また、2022年度のDMO認定法人設立を目指し、今年3月に「雲仙観光局(仮称)設立準備室」を発足。同課は「(協力隊員は)局の立ち上げにあたって初期段階から関わることができ、市の観光事業の今後を担うビッグプロジェクトのメンバーになれる。立ち上げ時ならではの面白み、やりがいが待っている」と述べ、応募を呼びかけている。
賃金は月額18万2612円で、任用期間は3年を限度に延長できる。採用者が若者UIターン家賃補助要件(35歳以下)などに合致した場合、家賃24カ月分(最大60万円)の支援を受けられる。
「DMO立ち上げプロジェクトは時にハードかもしれないが、そんな時はグルメと温泉、課のバラエティ力で癒やす」と話している。
問い合わせは観光物産課観光振興班、TEL0957(38)3111。