AirX、神奈川県海老名市と「災害時等における物資の輸送等に関する協定」締結


 チャーターヘリサービスのAirXは5月28日、神奈川県海老名市と「災害時等における物資の輸送等に関する協定」を締結した。

エアモビリティの交通プラットフォームを開発する株式会社AirX(本社:東京都新宿区、代表取締役:手塚 究、以下「AirX」)は、神奈川県海老名市(市長:内野優)と「災害時等における物資輸送等に関する協定」を締結致しました。5月28日、市長同席のもと、締結式を行いましたのでお知らせいたします。

 

株式会社AirXはこの協定を通して、海老名市で災害が発生した際、もしくはその恐れがある場合や、海老名市が被災地に対して物資等の支援を実施する場合に、機動力高く物資輸送等が可能なヘリコプターを活用した災害支援の協力体制を確立いたします。今後、AirXは、ヘリコプターを平時のみならず有事においても活用できる体制を整え、地域の防災にも寄与してまいります。
遊休になっているヘリコプターのシェアサービスを展開する会社と基礎自治体が防災面で提携することは、全国初の取り組みとなります。今後、海老名市とは平時における活用(防災訓練)なども合わせて協議をしてまいります。

■ 取組の概要
① 海老名市が指定する場所への物資その他輸送が必要と認めるものの輸送業務
② その他海老名市が必要と認める業務

■   期間
令和3年5月28日から令和5年7月31日まで

■   災害協定の主旨
災害協定の主旨この協定は、海老名市に地震災害、風水害もしくはその他災害が発生した際、もしくはその恐れがある場合や、海老名市外で災害が発生し、当該被災地に対して物資等の支援を実施する場合において、物資の輸送等に関する協定を締結しました。

【内野優市長のコメント】
現在、海老名市と相互応援協定を結んでいる都市が県外に10都市あります。万が一、大規模地震が起きた場合、土砂崩れ等により道路の寸断が発生することが考えられ、そのような災害において、協定を結んでいる都市等との相互における支援物資等の輸送を実施するにあたり、本協定は非常に心強いものと考えています。

【代表取締役 手塚究のコメント】
「遊休になっているヘリコプターのシェアサービスを展開する会社が空を活用した防災協定を締結することは全国初ということで、身の引き締まる思いです。平時のサービス展開で培った経験を活かし、有事に役立てていくことができれば幸いです。エアモビリティの電動化・無人化の実現に向けて国土交通省と議論を進めていますが、将来的には、そのような新しい取り組みも含めて海老名市と連携していくことができればと思っています。

 

 
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