クラブツーリズムはこのほど、フルーツ狩りバスツアーの人気を受け、希少価値が高いフルーツを発掘し、ツアー化を実現する「フルーツ探検隊」を結成した。オーガニックフルーツソムリエ資格を取得した同社スタッフが企画を立案。第1弾ツアーでは、品種開発専門の「志村葡萄研究所」(山梨県笛吹市)を案内する。
フルーツ探検隊は、希少価値が高く県外や市場に流通しにくいフルーツや、農園の発掘がコンセプト。リサーチした農園と直接交渉し、足を運んでも食べてみたい希少価値の高いフルーツのツアーを企画している。
第1弾日帰りツアー「志村葡萄研究所でシャインマスカット狩りと入手困難な希少品種『富士の輝』など1箱持ち帰り」では、通常団体客の受け入れをしていない品種開発専門の同研究所に案内。同研究所では、マイハートや雄宝、バイオレットキングなど20種類以上のオリジナル品種のブドウを自社開発。同ツアーでは市場に本格流通するのは2~3年後という希少なシャインマスカットである富士の輝を含むブドウ20粒が持ち帰れる。
出発日は9月を予定し、出発地は首都圏。旅行代金は大人1人1万5500円から。
「フルーツをテーマにした新たな旅を楽しんでほしい」と同社。
志村葡萄研究所代表(中央)と企画担当者