全日本ホテル連盟(ANHA)が発表した会員ホテルの7月の全国平均客室利用率は80.7%で、前年同月比2.7ポイント増となった。
7月について、「各地域で夏休みが始まり、花火大会や夏祭り、コンサート、スポーツ大会などのイベントが好影響した」とANHA。一方、「大雨など天候不良による交通手段の乱れから当日キャンセルが多発。新型コロナウイルス感染によるキャンセルも発生したとの報告も複数見受けられた」とし、感染者の拡大がホテル利用率にも少なからず影響しているとの見解を示している。
インバウンド集客では、「ゴールデンルート以外のエリアでも外国人の比率が上がっており、特に中国人の利用が増えている」と報告している。
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