エアビーアンドビー(本社・米カリフォルニア州サンフランシスコ)の日本法人、エアビーアンドビー・ジャパン(田邉泰之代表)は2日、世界からのインバウンドと国内旅行の現在の傾向を発表した。
2024年第1四半期から第3四半期の旅先として日本が検索された数の増加率は、前年同期比の3倍で、「世界で最も高い増加率」(田邉代表)となった。23年第4四半期のグローバルでの掲載リスティング(掲載宿泊先数)は前年同期比18%増、アジア太平洋地域への旅行は同29%増だった。23年にグローバルで新規に掲載されたリスティングの数は120万件にのぼった。
また、23年の国内ゲストによる検索数は22年比で40%増。23年の日本人ゲストによる予約宿泊数は19年比50%増だった。
グローバルでの旅行ランキングでは、大阪が3位、京都が4位、東京が15位にランクインした。エアビーアンドビーで日本の滞在先を予約する最大の旅行者層は、1位米国人、2位国内旅行の日本人、3位韓国人、4位中国人、5位香港人。23年に日本でエアビーアンドビーを利用した宿泊の際の上位カテゴリーは、1位「人気の旅行先」、2位「歴史ある建物」、3位「スキー」、4位「国立公園」、5位「最高の眺め」だった。
エアビーアンドビーは世界220以上の国と地域を対象に民泊予約サイトを展開。民泊を提供するホスト数は世界で500万以上。掲載リスティング数は世界で770万件以上で、そのうちアジア太平洋地域は120万件以上となっている。
Airbnbジャパン田邉社長