全日本空輸(ANA)は5月、整備訓練専用機=写真=を活用したツアーを実施する。14、15日に航空教室、21、22日に撮影ツアーを羽田空港の格納庫で実施する。
ツアーは、将来航空業界を目指すきっかけを提供することを目的に、退役までボーイング737―500型機を運航してきたANAウイングスの社員の発案により企画されたもの。使用する機体は、B737―500型機(機番JA301K)。同機は、2018年に退役となり、航空機の整備作業の品質向上のため、同年から整備訓練専用機として活用されている。
航空教室では、客室乗務員、パイロット、整備士、グランドハンドリング、グランドスタッフによる航空機の運航を支える各職種の仕事紹介をはじめ、機内見学や機体の周囲を一周して機体に触れられる。旅行代金は3万5千円(2人1組)。
撮影ツアーでは、機体回りに撮影エリアが数カ所設けられ、さまざまな角度から機体を撮影できる。旅行代金は、1人1万5800円。