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ANAホールディングスは10月31日、2024年3月期第2四半期決算を発表した。売上高は1兆27億円(前年同期比2120億円増)、営業利益は上期として過去最高となる1297億円(同982億円増)、経常利益は1273億円(同970億円)、純利益は932億円(736億円増)となった。特に国際線旅客収入は同122.2%増となる3586億円で、上期として過去最高。国内線旅客収入も同33.0%増の3229億円と好調だった。
国内線旅客は、ビジネス需要の回復が遅れる中で、台風などによる悪天候の影響を受けたものの、「ANA SUPER VALUEセール」の実施などによりレジャー需要の喚起に努めた結果、旅客数・収入ともに前年同期を上回った。路線ネットワークでは、連休やお盆期間を中心に増便し、レジャー需要を積極的に取り込んだ。
国際線旅客は、訪日需要が堅調に推移したことに加え、北米―中国間などの接続需要や日本発のレジャー需要を積極的に取り込んだ結果、旅客数・収入ともに前年同期を上回った。路線ネットワークでは、回復基調が続く旅客需要を取り込むために、運航規模を拡大。中でもレジャー需要に対応し、エアバスA380型機「FLYING HONU」による運航を週7便から週10便に拡大するなど、成田―ホノルル線を増便した。
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