ANAホールディングス(HD)とANA NEO、京都市、トーセ(京都市下京区)は4月26日、メタバース事業推進によるデジタルツイン社会実現のための連携協定を締結した。ANA NEOが提供予定の新しいメタバースサービス「SKY WHALE(仮)」と京都市の資源、資産を相互に有効活用することで産業、文化を融合し、デジタルツイン社会の実現を目指した持続性の高いサービスを提供する。
連携では、(1)魅力発信(2)地域経済の活性化(3)先端技術の利活用推進(4)観光振興(5)文化芸術振興・文化財の保存活用(6)関係人口の創出・拡大(7)デジタル人材の連携、育成―に関することに取り組む。バーチャル上における多面的、重層的な京都の魅力の創造、国内外への発信のほか、デジタル技術を活用した文化、アートと産業の融合、「市民生活との調和を最重要視した持続可能な観光都市」を実現する取り組みなどを行う。
SKY WHALEは、世界的に知名度が高いゲームクリエイターが中心となり、メタバース空間を活用した未来のライフスタイルを企画、提案するサービス。
「定型を通じて『WEB3・0』志向の新しい価値を創造し、都市の成長戦略の推進、地域の活性化、社会課題の解決に寄与する」と関係者。